ヨアンナ・ハヴロットは数十のコレクション、パフォーマンス、独自の展覧会、そして世界中の最も権威ある文化機関や、次々に彼女の芸術世界の一部をなしていくアーティストたちとのコラボレーション実績を有する。

ハヴロットは14年間にわたって「FROM FASHION TO ART」という独自の哲学を実践し、ファッションとアートの関係性を深める、独自の手法の発展に取り組んできた。「ヨーロッパのキモノ」の形態が彼女の創作活動の特徴だ。生地にデザインされたユニークな内容は、芸術世界を取り入れ、ソニャ・ヘンスラー(2015年)、アンジェリカ・マルクル(2020年、2021年)、アレクサンドラ・ヴァリシェフスカ(2023年)、マウリツィ・ゴムリツキ(2019年)、ヴォイチェフ・イレネウシュ・ソプチク(2022年)、パヴェウ・ボブニク(2023年)を始めとするアーティストたちとコラボレーションを行ってきた結果である。

ヨアンナ・ハヴロットの新たな着物は、特に芸術との親密な関係を楽しむ人々、「アートラバーズ」に強く訴えかける。これらの着物がアート作品、そして「着ることのできるアート」となる独特さの要因である。

設立当初から、ハヴロットは地理的な境界を大胆に超えてきた。ニューヨークのブルックリン・ファッション・ウィークエンド(2013年)でのHAWROTブランドのショーは国際的な反響を呼んだ。一方、HAWROT ×クリストファー・チコツキによる独自のコレクション「サンドレアス・シリーズ」は、米国のコーチェラ・フェスティバル(2022年)でアートパビリオンを開幕するプロジェクトだった。ヨーロッパでは、ベルリン・ファッション・ウィーク(2010年、2014年)、デュッセルドルフの国際ファッションフェアThe GALLERY2014年、2015年)、パリのギャルリー・ジョセフでのKult Exhibition(2012年)に出展している。彼女の作品は映画界でも成功を収め、国際映画製作作品『ザ・ウォール・オブ・メキシコ』(メキシコ、2018年)の衣装デザインを手がけた。

ハヴロットの関心は主に日本に向けられている。20169月、彼女のマルチメディア・インスタレーション#KASSILYWANDYNSKYが琵琶湖ビエンナーレおよび龍野アートプロジェクトの一環として展示された。また、東京の千代田ギャラリーでの#KASSILYGAMEと題した展示会と講演も成功を収めている。

ファッションとアートの世界を融合させることで、「TWÓJ STYL FASHION EXCELLENCE 2024」、「MUST HAVE 2023」(「I put a spell on」コレクション)、「MUST HAVE 2024」(「THE DREAMERS」コレクション)、「HUSH Selected 2014デザイナー・オブ・ザ・イヤー」のタイトルなど、数々の賞を獲得した。

ヨアンナ・ハヴロットは、ファッション世界のツールを活用して独自の芸術言語を発展させてきた。その手法は、ヴロツワフ国立博物館での個展「着物という体験――ヨアンナ・ハヴロットの芸術言語」(2024年)の開催を通して、高く評価されている。

クラクフの日本美術・技術博物館「マンガ」やクリコテカ・ミュージアム、ワルシャワのウヤズドフスキ城現代美術センターにおいても、独自プロジェクトを実施している。

衣装の詩学へのパフォーマティブなアプローチは、ワルシャワのポフシェフニ劇場やスタジオ劇場、東京とデュッセルドルフのポーランド広報文化センター、ブリュッセルのポーランド大使館といった機関とのコラボレーションの基礎となった。