ヨアンナ·ロット ―― デザイナー、HAWROTブランドの創設者。彼女の創作活動の出発点はファッションと芸術の間の深い関係だ。14年間にわたって「FROM FASHION TO ART」という独自の哲学を一貫して実践し、現在彼女が手がける「現代版」の着物はブランドのDNAとなっている。ハヴロットのデザインプロセスは3段階で進行する。まず第一段階では東洋のルーツに着目し、そこからインスピレーションを得て独自の形を作り出す。第二段階では生地の精密なデザインに集中する。そして第三段階では現代アーティストとのコラボレーションにより、彼らの作品を独特な方法で生地に翻訳し、芸術そのものを取り入れる。

ハヴロットは創作活動において、最大限の内容をできるだけ小さな形で表現するという、日本の美意識に忠実である。コレクションはアジアの文化・伝統との対話を通じて得た彼女自身の答えであり、それが現代ヨーロッパの空間になじみ、溶け合う。ヨアンナ·ロットの創り出す着物は、特に芸術との親密な関係を楽しむ「アートラバーズ」に強く訴えかける。これらの着物がユニークなアート作品、そして「着ることのできる芸術」となるゆえんだ。2024年にはヴロツワフ国立博物館で個展「着物という体験ーーヨアンナ·ロットの芸術言語」を開催。彼女のデザインは国際的に認められ、コレクションは東京、パリ、ニューヨークの多くの著名な展示会で発表されている。20256月、大阪・関西万博(EXPO 2025で作品が披露される予定である。